唐突ですが、甘いものは好きですか。
私は麺類が好きで、よく食べていました。いまもラーメンをいただいたときの気持ちよさを思い出すと、抵抗しがたいほどの魅力を感じます。
私は体調を崩すまで、食べるものを意識することはありませんでした。身体は「食べたもの」でできている。当たり前といえば当たり前です。ですが食事を見直す必要に迫られて、はじめて食の大切さを実感しました。
昼食後の授業で必ず寝てしまう、おなかが空いてくると無性にイライラする、こういったことは必ずしも「当たり前」ではありません。
お昼どきに、大学のコンビニでインスタント食品にお湯を入れている学生さんをみると、やはり心配になってしまいます。余計なお世話ですが。
もしあなたが炭水化物ばかりで大丈夫かなと思ったら、こういった本を手にとることをお勧めします。
甘いもの中毒 私たちを蝕む「マイルドドラッグ」の正体 (朝日新書)
- 作者: 宗田哲男
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2018/01/12
- メディア: 新書
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あとがき
それにしても、どうしてあんなに炭水化物は美味しいのでしょう。脳が痺れる快感を味わいながら控えたほうが……なんて言われてもほんとうに困ってしまいます。
以前、身体によくないお菓子を紹介する動画を見ていたら、「お菓子食べながら、いまこれ見てる」とコメントがあって、思わず笑ってしまいました。
もっとも大事なのは、その気になったら気にしてみるのもいい、ということだと思います。食事のことを人にとやかく言われるのは、ものすごく嫌です。
追 記(19年06月17日)
具体的にどうすればいいのですか?と質問されたので、少し追記します。
小西先生の記述が分かりやすいと思いました(下線、引用者)。兎にも角にもタンパク質だとのこと。
「糖質を控える」前に、「大事な栄養を摂る」に目を向けたほうが、結果的に食生活が整う気がします。身体が満たされるせいでしょうか。あわせて藤川先生の本も参考にしてください。
●2-5 何食べても良いからともかく高タンパク質
お菓子、カップ麺、砂糖、スナック菓子が止められない、止めなくて良いですから、まず高タンパク。はじめに高タンパク質を食べてもらい、それができたらお菓子。 勉強したらゲームして良いよと同じパターンです。タンパク質食が勉強。ゲームがお菓子。順番は先に高タンパク質です。
(中略)まず高タンパク質さえできていれば良いです。