レコーディング・国試対策【1】-「怖くて目をそらす」から抜け出す

国家試験対策(勉強法)の話をします。決してダイエットの話ではありません。必要な人の参考になればという動機から書きます。

私は、やり方をサポートしたいだけです。実際どうするかはあなたに決めてほしい。試験対策の「勉強」を無理強いしたくはありません。

私の手元にあるのは新潮文庫(2007年発行)で、リンク先のKindleは持っていません。引用ページは、同名タイトルの文庫本のものです。

すみません、前置きが長くなりました。本題に入ります。

著者の岡田斗司夫さんは「レコーディング・ダイエット」を提唱しています。

「記録することによるダイエット」であり、記録するという行為の積み重ねによって自分の行動管理を目的とする。(78ページ)

引用文の「ダイエット」を「勉強法」に置き換えてみてください。

出題基準の項目と具体的な内容、取り組んだ時間を、日々記録するだけです。エクセルでも紙のノートでも構いません。ただ書き残すだけ。

岡田さんは「現状を、冷静に数字ではあくする」と「冷徹な事実が見えてくる」と言います。そうしないのは「やったら、怖い結果がでそうだから」であり、「既にもう怖い状態に陥っていて、そこから目をそらしているだけ」とも指摘しています。(84ページ)

この記事を書くのに、文庫本を読み返したら、私は引用箇所に線を引いていました。きっと現状の直視を避けたいと思っていたのでしょう。その時の自分に言いたい。やってみれば良いよ、と。

次回は、まず「勉強」よりも「記録」することに力を注ぐべき理由について書きます。

いつまでもデブと思うなよ・電子版プラス

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あとがき

これまでも、国試対策に関連した記事を書いたことがあります。

社会福祉士試験対策を始めるとき、まずは自分のペースを把握しよう

社会福祉士国家試験の対策には行動記録がおすすめ