誰に対しても強みを「見いだす」等と言われると、何様のつもり?と私は抵抗を感じます。専門職の傲慢さが鼻につくのです。
自分にひそむ傲慢さが呼び起こされるようです。
だから自身の「特性」を自覚しておきたいですし、誰かの良さを知るヒントが欲しいです。そうすれば誰かが大事にしていることも受けとりやすくなるのではないかと期待します。
ストレングス、強み、資質、特性など、どんな表現でもいいのですが、こういった要素を可視化するツールがあるとしたら興味があります。
そして、ストレングスファインダーというものを知りました。
自分がどんな人間なのかということは、時間を経て徐々にわかってくるものだが、自分に対する意識の成長は強みを築く上できわめて重要だ。なぜなら、自己認識が芽生えるにつれて、天性の才能に気づき、その才能に磨きをかけて強みを築くことができるからだ。(51ページ)
才能とは「繰り返し現れる思考、感情および行動パターンであり、何かを生み出す力を持つ資質」である。(56ページ、引用ページは2001年の初版1.0より)
「天性の才能」などと言われると、自分なんてと否定したくなるのを堪えて考えてみます。
- 誰かを大事にするための入口は、その人の良さへの感度を上げることではないか
- 誰かを大事にするには、自分に対しても同じように「大事にする視点」を持つべきではないか
- そう言っても自己満足の理由づけみたいで抵抗もある
こんなことが浮かびました。
そんな時、しずかみちこさんのブログを読んで気づきました。「強みの原石を見つけるなんておこがましい」と私が感じるのは、自分のためと勘違いしたからだ、誰かとの出会いで活すためではないかと。
あの日、一頭のライオンが僕を迎えに来てくれたように、今度は僕が君を迎えに行く。
その日まで、君の中にある熱を、どうか失わないでいて。
自分の資質とは何なのか。私の中にある「熱」の取説がほしい。
こう考えた私は、自分の資質(上位5つ)を知るテストを受けたところ次のような結果でした。
- 学習欲
- 収集心
- 内省
- 着想
- 運命思考
結果には解説も載っているのですが、自分を活用するという目的からすると、どうしていいか困ります。そこで、しずかさんのワークショップに参加することにしました。(続きます)
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
- 作者: トム・ラス,古屋博子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/04/13
- メディア: 単行本
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あとがき
ストレングスファインダーを知ったきっかけは、シゴタノ!の大橋悦夫さんが書いた記事でした。