大変お世話になっている事業所で、地域ケア会議がありました。大学は地域にある社会資源ですから、お声かけいただき有難いです。
普段電話ばかりの方に直接ご挨拶できたり、はじめてお目にかかった方とお話できたり、地域の会議も楽しいです。
この日は5〜6人の小グループに分かれて、支えあう仕組みのための知恵を出し合いました。
ケアマネジャーさんがファシリテーターとなって意見交換です。なかでも印象的だったのが、地域住民の方と民生委員さんのやりとりでした。
- 自分の(居住地域の)ところの民生委員は何をしているの? 私は会ったことないよ
住民の方からこう質問されると、民生委員の方はお仕事のことや日頃のご苦労をお話されていました。
- そうなんだ、よく分かりました
と地域住民の方。 すっきりしたお顔になっていました。直接お話したから通じることがありますよね。
同じテーブルにいた事業所の方は「民生委員のお仕事」を地域の人に知ってもらう講座はどうかな?と早速アイデアをメモしてしました。
「地域の課題について地域で考える」
よく聴くフレーズですが、ほんとうに実行できるかどうかはまた別の話です。地道に継続されている魅力的な実践に学びたいと思いました。
地域住民の方にいろいろと教えていただいて、改めて直接お話できる醍醐味を感じました。
皆さまに感謝します。