今日は何もできなかったな、と一日の終わりに思うことがあります。
同時に、こうも感じます。
今日は一日生きているだけで大変だったなと。
このあいだ身につけているApple Watch4が、ブルブルと震えて何か伝えてきました。確認すると「安静時に心拍数100を超えた」という通知でした。
『あなたの知らないApple Watch』をKindleで読み、著者のお一人 佐々木正悟さんの真似をして、安静時に通知する心拍数を100に下げたのです(デフォルトは120拍/分。写真の通り100〜150から選択可)。
通知がきたとき私は電車で立っていて、ようやく暑さから逃れたところで、しんどいなあと思っていました。
しんどさは体感で何となくでした。自覚するかしないかのレベルです。そこに高心拍数のお知らせ。ほら、自分は頑張っているのだと実感して、妙に嬉しくなりました。
心拍数を知ったところで何になるのだ?と思いませんか。私は、少し思っていました。でも体験すると実に良いのです。身体のサインを客観的に把握するのは難しいですから。
こうなると腕時計に、いまの自分のバイタルがもっと表示されることに期待してしまいます。とくに血糖値がわかると良いなあ。
ごりゅご 自分の場合は A p p l eの標準ツ ールをできるだけ使うことで、自分自身を A p p l eに最適化してきたので 。 S i r iが教えてくれることでだいたいこと足りるようにしようとしているのもあるし 、そうなってきたっていうのもあるし。
この本で、すごく驚いた五藤隆介さんのお話です。「自分をAppleに最適化」、この発想はなかった!
Apple Watchに届く通知を絞れば、必要最低限のことが分かるし、それ以外を知りたくない。無駄にiPhoneを手に取ることが減り、精神的に楽になりました。
心拍数も通知設定も、やってみて初めて自分に必要なことが分かる。実感するから納得したことがたくさんあります。事前に頭だけで考えない方がいいと思いました。