たろあネット

浅沼太郎(長楽庵)の個人ブログです

Authur:長楽庵 (id:chorakuan)
淺沼太郎(あさぬまたろう)のブログです

学ぶ

苦手に感じることは、やってみたいってこと

先週末は裁判員裁判があって、今回もいろいろと学ばせてもらいました。触発されたことを今日のタイトルにしました。 このブログは先週の「古墳をみた」依頼の更新です。もう少しで平日更新が1ヶ月になりそうだったのに、できませんでした。残念な気持ちにな…

当事者体験がないから想像する

朝の大泉緑地 これまでパートナーが、暑い寒い(日によって異なる)、汗をかけない、皮膚が薄いと話してくれて、私はどんな感じか分からないけれど大変なのは分かる。分かりたいけど感じがつかめない、想像するけど近くならない。そんなもどかしさを感じてい…

まず不安を消してから書き始める

継続するためには、メリットを実感して納得することが大事と書きました。お断りしておきますと、何事も継続が大事といった話はしません。私が継続したいと思ったことが、自分でも意外なほど続いているので、その変化を振返ってみます。 私がOS講座のおかげで…

シゴタノ!のオウンスタイル養成講座で学んでいます

シゴタノ!の大橋悦夫さん、佐々木正悟さんによる「オウンスタイル養成講座」に通っています。2015年10月の講座スタートから参加しているので、もう4年お世話になっています。以下、講座名を短くOS講座と呼びます。 「一人で淡々と取り組んでいくスタイル」…

メリットを実感するから継続できる−国家試験の勉強法が分からない人へ

平日の朝は、佐々木正悟さんによるポッドキャスト「のきばキャスト」を聴いています。最近のテーマは「グッドバイブス」で、たくさん触発されます。 この回を聴きながら思ったのが、国家試験の受験勉強のこと。このブログでも「学び方」のカテゴリーで触れて…

国試対策を始める「最適なタイミング」はいまだと思う

煽りぎみのタイトルで申し訳ない。最近3,4年生と話をしていたら、こうなりました。 前回、アウトプットする瞬間に「書きたいこと」が出てくる経験を通して、そもそも事前の想定に実態はなく、勝手に身動きとれなくなっていたと書きました。私には大発見です…

書き始めることができれば書ける−堀井憲一郎『いますぐ書け、の文章法』

前回の猫記事は、すんなりと書きました。これまで通勤途中には、投稿できなかったので驚いています。古賀さんの文章講義にあったアドバイス通り、いまの自分に見える景色を忠実に書こうとしました。 書くつもりのネタを用意すると、ブレーキになりがちです。…

『グッドバイブス』の輪読をゼミで始めました

3年生のゼミナールで輪読をしています。 勤務する大学では、基礎文献を読むなどの科目がないため、学生は一冊を読み通す、レジュメを書いて発表する経験が乏しいようです。 学科では卒論も必須ではないため、自由に本を選びました。 倉園佳三さんの『グッド…

実際に経験したことは、自分に蓄積されていく気がする

仙台地裁前の報道陣 仙台で傍聴した日のことを事業所ブログに書きました。 講義でもお話しているので、この記事では「実際にやってみる」お勧めをしたいと思います。 実際に経験してみると、自分のなかに響いてきて楽しい。 先に結論を書いてしまいました。…

自分の貢献が生きやすい社会をつくると信じたい−山口揚平『なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?』

人と関わるあの魅力を、どう表現すればいいのだろう。 自分で踏み出して仕事をする楽しさ、やりがいの正体は何だろう。 学生時代に取り組む価値のあるものを見つけるには、どうすればいいだろう。 こんなことを考えているときに、参照した本の紹介です。 著…

地域にお住まいの方から直接お話を聴かせてもらう醍醐味−地域ケア会議に参加して

日頃からお世話になっている事業所で、地域ケア会議がありました。大学は地域にある社会資源ですから、お声かけいただき有難いです。 普段電話ばかりの方に直接ご挨拶できたり、はじめてお目にかかった方とお話できたり、地域の会議も楽しいです。 この日は5…

あなたの感性に響いたことを言葉に-実習報告会を終えて

2019年1月、勤務する大学で実習報告会がありました。 約5週間の実習中、学生のあなたは、何かを感じたり、気持ちがザワつく場面があったと思います。そのときに感じたことを言葉にするのが大事という話をします。 現場では、驚いたりムッとしたり、状況が映…

社会福祉士と精神保健福祉士は何が違うの?-進路に迷ったら

社会福祉士と精神保健福祉士は何が違うのですか? 学生さんからご質問を受けたので、私なりの答え方を書いておきます。 ちなみに両方ともソーシャルワーカーの国家資格です。受験では「共通科目」といって、2つの資格で同じ受験科目が設定されています。 私…

K先生のこと

2018年末に特集の番組をみました。 私にとって、気になって仕方がない事件でした。エピソードに触れて涙しました。 www3.nhk.or.jp 番組の後半に「ある研究者(以下、K先生)」の講義レジュメが映ります。 見覚えがあると思ったら、ゼミで読んでいた次の本か…

レコーディング・国試対策【4】-自分向けの「勉強のテンプレート」を手に入れるために記録を残そう

国試対策の4回目です(引用文献は同じ岡田斗司夫さんの著作)。記録にこだわる勉強法のねらいを確認し、まとめます。 誰もが間違えるのは、「ダイエットは意志力の問題」だと考えることだ。もっと強固な意志をもとう、なんて決心してもダメ!(132ページ) …

レポートを書くときは「検索」「置換」を活用する(Word/テキストエディタ)

大学の前期授業も終盤ですね。レポート課題が提示された講義もあると思います。レポート以外でも活用できる機能を紹介します。 「検索」は、指定した語をみつける機能 「置換」は、特定の語を別の語におきかえる機能(読み方は「ちかん」) あなたは、自分が…

レコーディング・国試対策【3】-わざわざ「勉強しない」努力を繰り返している?

国試対策の3回目です。引用文献については1回目をご覧ください。岡田斗司夫さんがリバウンドしてるって? 別に気にしません。 記録に徹する勉強法、続けていますか。(勉強しない日も「0分」と書けば大丈夫!) 決して向き合いたくない「現状」を記録して、…

レコーディング・国試対策【2】-勉強しない日も、毎日記録だけは残す

前回の続きで、国試対策のお話です。ダイエットの話ではありません。 著者の岡田斗司夫さんは「最初は記録をとるだけで、絶対にガマンしない」「ひたすら、レコーディング(記録取り)に徹する」と(87ページ)と言っています。 なぜでしょうか。私は「現状…

レコーディング・国試対策【1】-「怖くて目をそらす」から抜け出す

国家試験対策(勉強法)の話をします。決してダイエットの話ではありません。必要な人の参考になればという動機から書きます。 私は、やり方をサポートしたいだけです。実際どうするかはあなたに決めてほしい。試験対策の「勉強」を無理強いしたくはありませ…

社会福祉士試験対策を始めるとき、まずは自分のペースを把握しよう

先日、社会福祉士国家試験の勉強の仕方を、学生さんにお話しました。 勉強法についてはいろんな話題を耳にするので、戸惑う人もいるかもしれません。いつから勉強を始めるべきか、どんな参考書がいいか、過去問からやるかテキストの復習からがいいか。こうい…

まだ言葉にならないことを探す

相談援助実習の指導者をお招きして、実習前のゲスト講義をお願いしました。 「この仕事(福祉職)をするなら、どうして自分がこの仕事をしたいのか、きちんと話せないと意味がない。話せない職員もいるが…」 指導者は終始穏やかに話ながら、明確に断言しまし…

「やりたいこと」はやってみないと分からない

「自分が福祉の仕事をやりたいかどうか、まだ分からない」と学生が言いました。「そのままでいいと思います。分かる→進路が決まる、のように進まないものだよ」と私は答えました。 福祉の仕事に就いたとしても「本当にやりたいかどうか分からない」と思うこ…

上手くなるにはどうすればいい?-成冨ミヲリ『絵はすぐに上手くならない』

絵を描くときに、何ができて何ができないのか。8つに分解して示すこの著者は素晴らしいと思いました。 「絵のうまさ」というのは大きく分けて二つあります。(中略) ひとつ目はテクニック的にうまいという場合。(中略) もうひとつが、物の形を知っている…

社会福祉士国家試験の対策には行動記録がおすすめ

社会福祉士や精神保健福祉士の国家試験は、受験まで長い準備期間があります。まるで長距離走のようです。広い出題範囲にひるみますが毎日走れる距離は短く、できることも地味です。そこで、くじけないで続けるための準備について考えます。 今回お伝えしたい…