ツールを使って何をしたいのか気づきにくい

漠然と感じていたことです。

  • 増え続ける写真のバックアップをとりたい
  • 外で音楽を聴きたい
  • できるだけ作業の手間を省きたい

一から調べるのは手間だし、差し迫った不満はない。そもそも解消できるのかも分からない。だから何となくそのままにしていました。

あるとき詳しい人が、当然のようにツールを使っているのを目の当たりにして、そんな方法があるのだと驚きました。

私は知らないので、不便とは思わなかったことです。
「当たり前」が違うのだなと思いました。

それまで当たり前だったこと、知ってしまうと当たり前の基準が変わること。

特に問題なかったのに、見える景色がかわってきます。

もうGoogleフォトやApple Musicを使う前には戻れない。
使い始めると、大きなサービスに飲み込まれるようで心地よさばかりではありません。
ただ、景色の違いが面白いと思いました。

ツールの使い方は、ネットにたくさんの情報があります。
たとえば「iOS ショートカット 使い方」で検索すれば、詳しく説明されています。

でも「私がやりたいこと」は初めから自覚できていません。
そして「こうしたい」と「使い方」の間には距離があります。何をキーワードに検索すればいいのか分からないのです。

「自分の必要」にひきつけて、具体的な使い方を決めるのは難しかった。たとえばGoogleドライブ、iCloud、OneDriveのどれが自分に合っているか、検討する基準が分からないのです。

 

大事なことは、真似したい人のそばにいて教わること。
モデルになる人と定期的に会えるように行動すること。

ツールに詳しいことより、それを使って実現していく姿勢を見習いたいのだと思いました。


私にとっての「当たり前」も、誰かに届きますように。

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